「メルペイ」カンファレンスに世耕弘成 経済産業大臣、平井卓也 IT・科学技術担当大臣がメッセージ

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 2月20日、渋谷ヒカリエホールで、「MERPAY CONFERENCE 2019」が開催されました。
今後のサービスの本格的な開始に向けて、このカンファレンスでは、会長兼CEOの山田進太郎よりメルカリグループの今後の展望について、株式会社メルペイ代表取締役の青柳直樹と株式会社メルペイ執行役員VP of BusinessDevelopment and Salesの山本真人より「メルペイ」のサービス概要や今後の戦略についてご説明させていただきました。

今回のカンファレンスでは、世耕弘成 経済産業大臣と平井卓也 IT・科学技術担当大臣からビデオメッセージという形で、力強い応援をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

「MERPAY CONFERENCE 2019」の様子については、以下から動画でごらんになれます。

 

世耕弘成 経済産業大臣からのメッセージ

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経済産業大臣の世耕弘成です。メルペイ・カンファレンスが盛大に開催されることを心からお慶び申し上げます。J-Startupである株式会社メルカリが、キャッシュレス社会の実現に向けて新たな会社を興して事業を開始されたことを大変嬉しく思っています。
キャッシュレスには多くのメリットがあります。消費者は小銭を出し入れせずに手軽に買い物ができます。また、お店の方も現金の管理コストを減らし、外国人観光客のインバウンド需要を取り込むことも期待できます。そして、購買情報のビックデータの活用という大きなビジネスチャンスにもつながります。

このため、経済産業省では、2025年までにキャッシュレス決済比率40%の達成、さらに、将来的には世界最高水準のキャッシュレス比率80%を目指して、キャッシュレス決済の推進に取り組んでいます。

キャッシュレスの推進においては、消費者と事業者にとって使い勝手がいいことが大切です。現在、利用が進んでいるQRコード決済、その乱立を防ぐために、キャッシュレス推進協議会では産学官が連携し、QRコードの統一化を進めておりまして、年度末までにガイドラインが策定される予定となっています。メルペイにおかれても、統一QRコードと連携を図る予定でいらしゃるとのことで、嬉しく思っています。

キャッシュレス決済の普及は、様々な業界にビジネスモデルの大変革をもたらします。メルペイにおかれても、消費者には、より便利でお得な、そして企業にとっては、より効率的なサービス提供を可能とする基盤を整備をして、既存のビジネスモデルに革新をもたらすようなキャッシュレス決済を実現されることを期待しています。

政府としては、今年の10月の消費増税に合わせて、中小・小規模事業者でのキャッシュレス決済での購入金額の5%を還元する「キャッシュレス・消費者還元事業」を打ち出しました。個人消費の反動減対策に加え、キャッシュレス決済の普及というレガシー構築の双方の実現を目指したいと思います。
2019年を機に日本においてキャッシュレス化が一気に進展をして、消費者が便利になり事業者の生産性もあがったと、将来振り返っていただけるように、確かなレガシーを残していきたいと思います。
最後に、メルペイのこれからのご発展と会場の皆様の益々のご発展、ご健勝を祈願いたしまして、私からのメッセージとさせていただきます。本日は、本当におめでとうございます。

 

平井卓也 IT・科学技術担当大臣からのメッセージ

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開催おめでとうございます。私はIT・科学技術を担当している大臣の平井卓也です。

私が担当する分野は、IT、科学技術、クールジャパン、私的財産、宇宙、健康医療等々広範に渡りますが、そのすべての分野においてデジタル化をどのように進めていくかということだと思っています。

我々、世界の中で、高齢化、人口減少というモデル国家としては、先頭を走っているわけで、社会全体の効率性を求めなければ立ち行かなくなっているんだと考えています。

一方でキャッシュレスというようなことにおいては、日本は相当遅れていると思いますし、

ヨーロッパではドイツが遅れてますが、次の段階に進むには色々な問題があると思っています。

私は今回、消費税対策のプレミアム商品券等々を見ていても給付する金額ではなくて、どうしてもコストがかかり過ぎている。そうしたものをなくしていくためには、やはりキャッシュレス化を進めていく必要があるというふうに考えてます。

日本の通貨の歴史を考えても、寛永通宝、そして今の日銀券にしても歴史としてはそれほど長い訳ではありません。次の時代の貨幣というものがどの様になるかはまだわからないわけです

そういう中で私が期待したいのは、メルカリさんは日本発のユニコーン企業ですし、アメリカでも長い間、頑張っておられます。私もつい先日、シリコンバレーの方でも訪問させていただきました。こういう日本発のユニコーン企業が、日本のキャッシュレス化の先頭に立っていくということは、素晴らしいことだと思っています。是非、次の社会のあり様をイメージしながら頑張っていただきたいと思います。

 

メルカリ政策企画は今後も積極的に発信していきます

メルカリ政策企画は今後もこうした政策企画の関わってきた仕事の情報も積極的に発信してきたいと思います。

ビデオメッセージでいただいたご期待にも応えていけるよう、私たち引き続き頑張っていきます。

(高橋 亮平)

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