連携自治体で「メルカリ教室」の開催が決定!

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主要都市の50か所で「メルカリ教室」を開始することが決定しました。「メルカリ教室」は、フリマアプリ「メルカリ」の基本的な使い方を学ぶことができる教室です。出品・梱包・発送など出品をする上での基礎知識やポイントの他、売上金の使い方など「メルカリ」を楽しむ方法を、専用プログラム・テキストを提供し、ご案内しています。

平成30年版高齢社会白書によると、我が国の65歳以上人口は、3,515万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は27.7%と右肩上がりの水準です。また、メルカリにおいても、昨年は50歳以上のお客さまが約6割に増加。弊社が慶應義塾大学大学院の前野隆司教授監修のもと行った調査では、「メルカリ」を使ったことで「社会とのつながりを感じるようになった」と回答した60代以上は20代の3倍にも上っています。

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こうした背景を踏まえ、「メルカリ教室」の取り組みは、自治体の課題解決に繋がる事業としても位置づけています。自治体が抱える高齢者支援策の一環として、「メルカリ」を活用した新たなコミュニティを形成します。社会とのつながりをもたらし、新たな生きがいを創出するだけなく、生前整理を目的に「メルカリ」を利用する60代以上のニーズにも応えます。思い出の品を捨てるのではなく、大切に使ってくれる人に買ってもらうというサイクルは、リユースの最たる形として、自治体に向けた新たなエコシステムを提案しています。

今秋からご協力いただく連携自治体は、神奈川県と千葉市です。神奈川県のニーズは高齢者の生きがい支援であり、特に「メルカリ教室」が果たす役割は大きいと考えています。また、メルカリが示すサスティナビリティの重要課題の一つである循環型社会の実現に向け、千葉市が目指すシェアリングエコノミーの推進及び循環型社会の構築にも寄与するとともに、今後も官民連携の取り組みを継続していきます。

(松葉 公之介)

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包括協定を締結した際の小泉メルカリ取締役社長兼COOと黒岩神奈川県知事(2019.8.26

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包括協定を締結した際の小泉 メルカリ取締役社長兼COO、横田 淳 メルペイ取締役と熊谷 千葉市長(2019.3.28