瀬戸市が「メルカリShops」で廃校学校の小太鼓、図工室の椅子、ビーカー等学校備品の販売を開始!

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瀬戸市(愛知県)が2022年1月13日より「メルカリShops」を開設し、小太鼓、図工室の椅子、ビーカー等学校備品の販売を開始しました。

瀬戸市とメルカリ・ソウゾウは、相互の緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、地域活性化や市民サービスの向上を図ることを目的に2021年9月に連携協定を締結しており、今回の取り組みもこの協定による取り組みの一つとなります。 

瀬戸市では、市民が排出する一般・粗大ごみの中には再利用可能なものもあり、市民のリユース推進は大きな課題となっています。

市民のリユース促進を図るために、瀬戸市自らがリユースを実施していくことにより普及啓発において重要な役割を果たすと考え、瀬戸市の「メルカリShops」の開設することとしました。

さらに、「メルカリShops」での売上と、一般・粗大ごみの処分費用の削減により、これまで以上に住民サービスを拡充していくための財源となることを目指しています。

瀬戸市の「メルカリShops」では、少子化に伴いやむなく廃校となってしまった学校の、音楽の授業で使用していた小太鼓、図工室の木製の椅子、ビーカー等の理科教材から出品をはじめます。

購入していただいた商品を配送する際には、瀬戸市オリジナルの箱(数量限定)に入れて配送をする予定とのことです。

瀬戸市のShopはこちら

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伊藤 保德 瀬戸市長よりコメント

「メルカリShops」に瀬戸市としてお店を開設します。はじめに、統廃合した小中学校で使用していた楽器、実験用具などから出品をスタートし、少しずつ出品数を増やしていく予定です。不要となったモノが、必要とされる方の手に渡り、再び使ってもらうことがSDGs(持続可能な開発目標)につながっていくと確信しており、個人間取引でリユースを促進されている「メルカリ」を用いた「メルカリShops」の出店にいたりました。ご興味のある方は、ぜひ一度お店をご覧ください。お待ちしております。

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瀬戸市では、2020年に開校した小中一貫校である瀬戸市立にじの丘学園を設立するため本山中学校、祖東中学校、道泉小学校、深川小学校、古瀬戸小学校、東明小学校、祖母懐小学校の中学校2校、小学校5校が統廃合のため廃校となりました。今回、「メルカリShops」での出品となるのは、このうち旧祖母懐小学校の備品等となります。瀬戸市立祖母懐小学校は、1916年に創立した100年に及ぶ長い歴史があった萩殿町の小学校でした。学区は瀬戸市の中心地に近く、かつては瀬戸焼の工場や問屋が多く存在し、児童数はピーク時には900人を超えていましたが年々減少していました。瀬戸焼の伝統は町全体で受け継がれており、同校の授業においても地元の「やきものフェスティバル」や「陶芸展」に作品を出すなどして、楽しみながら伝統を学んでいる学校でした。100年もの伝統を持つ学校でしたから、今回出品される学校備品にも愛着を感じる皆さんもいらっしゃるかもしれません。これまで祖母懐小学校に関わられた方も、またこうした伝統ある学校の備品に関心のある方も、「メルカリShops」を通じてご購入いただければと思います。

また、全国初の取り組みとなった先行する山田町(岩手県)では、昨年11月から廃校になった学校備品の「メルカリShops」での出品を始め、殆どの商品が売れ、追加出品を繰り返し、これまでに34品を出品し25品が売れています。

ソウゾウでは、「メルカリShops」を通じて、こうした瀬戸市や山田町を始めとした自治体との取り組みを行うことで、地域経済の課題解決や、循環型社会の推進に取り組んでいきます。

(高橋 亮平)

 

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