これまでメルカリは全国の学校や消費生活センター、教育関係NPO法人等と連携しながら出前授業や教員研修等を通じた教育活動を行ってきました。
この度、より多くの子どもたちがモノやお金の価値について学ぶことができるよう、教育ポータルサイト「mercari education」を新たに開設し、教育プログラムを無償公開することとしました。
「mercari education」では、対象や目的ごとに3つのカテゴリを設置し、計6つの教育プログラム教材を提供しています。教材は、誰でも無償でダウンロードしていただけます。
1.モノとお金の大切さを学ぶ 2.インターネットサービスの安心・安全な使い方を学ぶ 3.社会課題と企業の取り組みについて学ぶ |
学習指導要領でも重視される「社会に開かれた教育課程」の考えのもと、学校の授業(情報、家庭科、総合など)や家庭内の学習において、モノやお金の価値を考えるための教育教材としてご利用いただけます。
今回公開した教材のなかでも、特に金融教育に関しては、社会のキャッシュレス化の進展に加えて、2022年4月より「成年年齢が20歳から18歳へ引き下げ」「新学習指導要領における金融教育の内容拡充」という大きな環境の変化があり、ニーズがさらに高まっています。
しかし、キャッシュレス決済などをはじめとした支払手段の多様化が進み、指導内容自体が複雑化していると考えられることや、教員が授業準備にかけられる時間の不足などの社会的な背景もあるため、教材をすぐに授業でご利用いただきやすいように、時間配分・学習内容・指導上の留意点をまとめた指導案もあわせて公開しました。
公開直後から多くの方にアクセス・ダウンロードしていただいており、取り組みへの関心の高さを実感しています。
今後も、教材については教育現場の意見・フィードバックを取り入れながら常にアップデートしていきます。
この機会に教育ポータルサイト「mercari education」をご確認いただき、お知り合いの教育関係者の方にも情報をシェアしていただけますと幸いです。
これからもメルカリは、循環型社会の実現に向けた文化の醸成・教育に向け、一人ひとりのモノやお金を大切にする気持ちを育み、持続可能な社会の創り手の育成を目指して取り組んでいきます。
(齋藤 良和)