徳島市・メルカリ・ソウゾウは2022年7月に包括連携協定を締結し、社会課題の解決に向けた取り組みを行っています。
2月6日、徳島市立北井上中学校の2年生の総合的な学習の時間で、政策企画の齋藤良和が金融教育の授業を担当しました。
金融教育については、2022年4月の成年年齢の引き下げや、高校の家庭科での内容拡充にスポットがあてられがちですが、メルカリ・メルペイではさらにその前段階からお金との付き合い方を考えるきっかけになればと、キャッシュレス決済を安心安全に利用することをテーマとした授業プログラムを作成・展開しています。
キャッシュレス決済の特徴を解説
授業冒頭でクラス全体に質問をしたところ、キャッシュレス決済を日常的に利用している生徒は少なかったですが、保護者の方と一緒に店舗などで利用したり、支払いの様子を見たりした経験などはあるようでした。
「キャッシュレス決済は利用者とお店のそれぞれにどのようなメリットがあるでしょうか?」という問いかけに対しては「財布がいらない」「(お店は)お金を数えなくていい」などの具体的な声があがりました。
授業中に投影したスライド
講師から支払い方法ごとの特徴についてスライドを用いて説明をしたうえで、キャッシュレス決済に関連する「前払い」「後払い」「セキュリティ」という3つのテーマについて、グループワークを行いました。
グループワークの途中で各班へアドバイス
まずは授業教材として用意したストーリーを読み、登場人物のまわりで発生した問題点について、どうすれば良かったかミニホワイトボードにまとめていきます。
グループワークの途中で、先生や授業を見学している大人の方に普段のキャッシュレス決済やクレジットカードの利用について質問をしているグループもありました。
各グループの代表者による発表
グループごとにまとめた意見をそれぞれの代表者が発表しました。
主に以下の意見が多くあがりました。
- 前払い式(チャージ)は、こまめに残高を確認しておくといい。
- 後払い式(クレジットカードなど)は、利用履歴を参考に計画的に使う。
- パスワードなどは他の人に教えない
休み時間にホワイトボードを見せてくれました
授業後に生徒の皆さんから寄せられた感想を抜粋してご紹介します。
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学校の先生やご関心のある方にも情報を共有いただけますと幸いです。
(齋藤 良和)