小学生向けリユース体験教材「メルカリかんさつ帳」をリニューアル
小学生が保護者と一緒に「メルカリ」を擬似体験できるワークショップ教材「メルカリかんさつ帳」がリニューアルしました。
2020年に作成したプログラムを元に、今回、リユースやCO2の排出削減など循環型社会についてより学べるプログラムへと改良しました。
対象としては小学校中学年以上を想定していますが、保護者がご一緒であればそれ以外の年齢のお子さんでもご活用いただけるかと思います。
プログラムは、ご自宅などでご自身やご家族にとっては役目を終えたが他の方にはまだまだ使ってもらえるのではないかというリユース品を見つけ、そのモノの状態や特徴などを観察し、「メルカリ」で過去に取引されたものを調べたうえで、絵日記のようなワークシートに絵やテキストで記載していくことで、絵日記をつけるような感覚で「メルカリ」での出品を体験することができます。
今回の「メルカリかんさつ帳」では新たにリユースによって行える温室効果ガスの削減貢献量などについても調べられるようにするなど、ご自身でできるリユースや、循環型社会を進めていくためにはどうすればいいのだろうかと、さらに考えられるようなプログラムとなっています。
この「メルカリかんさつ帳」は自由研究にもそのまま利用できるようになっており、夏休みの自由研究をまだ考えていないという方もご利用いただければと思います。
「メルカリかんさつ帳」とこのプログラムのワークショップ用スライドはPDFでmercari education からダウンロードできますので、学校や保護者の皆さんはこちらからご利用ください。
「メルカリかんさつ帳」
※「教材のダウンロード」からアンケートにご回答して教材をダウンロードしてください。
※配布データは両面印刷をすることで冊子としてご活用いただけます。記入シートは必要なページ分をコピーしてご利用ください。
あわせて、merpoliに教育に関するまとめ記事も掲載しておりますので、ご覧ください。
本日8月5日、六本木ヒルズで小学生を対象にワークショップを開催
8月5日、メルカリのオフィスもある六本木ヒルズで小学生を対象にしたワークショップを開催しました。
子どもたちは、事前にリユースしようと考えてきたものや、メルカリが用意したものの中から、どういったものだったらリユースできるのか?その商品の様子を絵日記のようにカラフルに描いてくれ、さらに傷があるか、汚れているところがないかなど商品の様子についても観察。
フリマアプリ「メルカリ」で検索してみることで、どういう商品がいくらぐらいで売れているのかなどについても調べることで、自分たちには役目を終えたものでも他の人にとっては今必要だというものがあることを知り、「思っていたより高く売れることが分かった」などと意見を出してくれました。
また、プログラムの最後に、どのようにしていけばこうしたリユースや循環型社会を推進していけるかとの問いに対し、参加した小学生が「それぞれの家庭で、家にあるものを整理してあるものを把握した上で、どのようなものがリユースできるかを考えていくようにすればいいのではないか」という意見をあげてくれました。
参加してくれた小学生たちにとって、夏休みの1日が、自分たちが使ってきたものや、ものの使い方、さらにリユースをどう進めていくかといったことを考えるきっかけになっていたら幸いです。
今後は自治体などとも連携して小学校でもモデル実施をしていこうと思っております。
ご関心のある自治体はご連絡ください。
写真:政策企画 天野 宏(Hiroshi Amano)