京都府亀岡市(以下、亀岡市)が、8月27日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、使われなくなった備品の販売を開始しました。
「メルカリShops」を活用し自治体等が販売することは全国で42例目となり、京都府の自治体では2例目の事例となりました。
この日、亀岡市役所で、桂川 孝裕 市長とともに販売開始を発表しました。
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亀岡市 桂川 孝裕 市長挨拶
この度、亀岡市は、株式会社メルカリさまが運営するフリマアプリ「メルカリShops」に、公式ショップを開設し、役目を果たした市有財産等を販売することといたしました。
亀岡市では、令和2年に「亀岡市ポイ捨て禁止条例」、令和3年には、全国初の「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を施行し、市民の使い捨てに対する意識変革を進めてまいりました。
そして、今、ごみの減量と資源化の促進に向けた新たなステージとして、「循環経済」の考え方を取り入れた「サーキュラーエコノミー亀岡モデル」の創造に取り組み、「廃棄物という概念の変革」、「廃棄物の付加価値化、再商品化による新たな資源循環、経済循環の実現」を目指す、世界に誇れる環境先進都市・亀岡のブランドづくりを進めております。この取り組みの中で、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というリユース実践型の株式会社メルカリさまの企業ミッションを知り、亀岡市が目指す循環型社会の実現に向けた心強いパートナーとなり得ると確信し、今回、お声をかけさせていただきました。
そして、今回、役目を果たした市有財産等に対して、新たな価値を見出して、引き続き利用していただける方のお手元に届けるという、循環型社会を実現させるブラットフォームとして、「メルカリShops」に出店することといたしました。
この「メルカリShops」亀岡市公式ショップでは、リユースの促進と、ごみの減量化を図ることを目的に、廃校となりました小・中学校をはじめとする市管理施設内で発生する不要となった物品のうち、まだ使用できそうなものや、利用価値がありそうなものを厳選して、全国に向けて販売を実施します。
また、この新たな取り組みが、全庁的に「備品や資源を大切に使用する」、「再利用を積極的に検討する」といった日々の環境に対する意識づけとなり、人にも社会にもやさしく、持続可能な行政がスタートできると思うと、とてもワクワクしております。
最後になりましたが、本事業の発表を迎えるにあたりまして、経営戦略室政策企画参事 伊藤さまならびに藤井さまのご出席を賜り、また、株式会社メルカリさまから多大なお力添えをいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
ご興味のある方は、「メルカリShops」亀岡市公式ショップに、ぜひお立ち寄りいただき、多くのみなさまのご利用を、心よりお待ちしております。
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亀岡市のショップ
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今回の亀岡市の販売開始で、自治体による「メルカリShops」での販売は42自治体等となりました。
先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)、三次市(広島県)、坂出市(香川県)、掛川市等(静岡県)、尾張旭市(愛知県)、山県市(岐阜県)、北広島町(広島県)、中野市(長野県)、東浦町(愛知県)、国分寺市(東京都)、横須賀市(神奈川県)、福井市(福井県)、安芸高田市(広島県)、周南市(山口県)、廿日市市(広島県)、南丹市(京都府)、鹿嶋市(茨城県)、裾野市(静岡県)、町田市(東京都)の販売実績は以下もご覧ください。
メルカリでは、この他にも様々な形での自治体連携の取り組みも行っています。
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メルカリは、各自治体との取り組みを通じ、「捨てる」をへらすことで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。
(藤井 彩香)