神奈川県開成町(以下、開成町)が、10月29日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、使われなくなった備品の販売を開始しました。
「メルカリShops」を活用し自治体等が販売することは全国で48例目となり、神奈川県の自治体では4例目の事例となりました。
この日、開成町役場で、山神 裕 町長とともに販売開始を発表しました。
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開成町 山神 裕 町長挨拶
この度、開成町の「メルカリShops」を開設させていただきましたことは、非常に意義のあることと存じます。お力添えをいただきました株式会社メルカリの皆さまをはじめ、関係各位にこころより感謝申し上げます。
開成町では、これまで、町役場や町立学校等において役目を終えた物品を廃棄しておりました。しかしながら、地球温暖化問題が一段と深刻化する中、4Rのひとつ「リユース」の重要性をより強く認識するに至り、依然として使用可能と思える物品を廃棄することなく、必要とする方にお譲りする方針といたしました。
「リユース」を積極的に進めることで、資源の有効活用を図り、環境負荷を減らすことによって、循環型社会の形成に貢献することが、いまや自治体の役目のひとつであると考えております。
また、町の財政におきましても、不要物品の処分費用を削減できるものと期待しておると同時に、売却によって得られた収入は、町の貴重な財源として、有効に活用してまいる所存です。
開成町は、2020年3月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、脱炭素社会の実現のため、ゼロカーボンシティ創成補助金の創設や、ゼロカーボンシティ創成パートナー企業協定の締結など、様々な取り組みを鋭意、推進しております。
今回の「メルカリShops」の開設は、町民や地域社会へ「リユース」の重要性を再認識いただく啓発の機会になるものと捉えております。
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開成町のショップ
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今回の開成町の販売開始で、自治体による「メルカリShops」での販売は48自治体等となりました。
先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)、三次市(広島県)、坂出市(香川県)、掛川市等(静岡県)、尾張旭市(愛知県)、山県市(岐阜県)、北広島町(広島県)、中野市(長野県)、東浦町(愛知県)、国分寺市(東京都)、横須賀市(神奈川県)、福井市(福井県)、安芸高田市(広島県)、周南市(山口県)、廿日市市(広島県)、南丹市(京都府)、鹿嶋市(茨城県)、裾野市(静岡県)、町田市(東京都)、亀岡市(京都府)、大垣市(岐阜県)、葉山町(神奈川県)、南知多町(愛知県)、中能登町(石川県)、河津町(静岡県)の販売実績は以下もご覧ください
メルカリでは、この他にも様々な形での自治体連携の取り組みも行っています。
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(伊藤 亮太)