2024年もありがとうございました。
2024年は、衆議院の総選挙や各政党の党首選挙も実施され、岸田総理から石破総理に変わるなど政治状況が変わった年でもありました。
今年の政策企画は、1月1日の能登半島地震を受け、当日から動き、日本財団さまの協力のもと、翌1月2日から被災地への支援を「メルカリ寄付」で開始することからスタートし、2日間で寄付額が5,000万円を超えました。昨年末から開始した「メルカリ寄付 かんたん寄付設定」でも能登半島地震への支援を開始し、「メルカリ寄付」全体での寄付総額は、昨年11月末現在で累計寄付総額は2億4,000万円を超えました。
「メルカリShops」を活用した自治体による粗大ごみや使用しなくなったまだ使える備品の販売は、昨年末の28自治体から50自治体へとほぼ倍増し、多くのメディアで取り上げられたほか、全国の自治体から問い合わせをいただくようになりました。
また、メルカリでは、サーキュラーエコノミーの推進を掲げ、6月5日の「環境の日」にはヤクルト山陽や自治体と連携した「メルカリShops」でのリユース販売を開始したほか、11月22日から11月24日の3日間、服のリユース・リペア・アップサイクルを活用したサステナブルファッションの楽しみ方を提案する「メルカリ グリーンフライデープロジェクト2024 〜新作ゼロのファッションフェス〜」を東急プラザ原宿「ハラカド」にて開催しました。
また、教育現場でもサーキュラーエコノミー推進の取り組みを行いました。熊本や福岡、愛知などの学校で自治体とも連携して不要品を集め、アップサイクルなどもしながら「メルカリShops」で販売する取り組みを行なったほか、小学生向けの「メルカリかんさつ帳」プログラムを作成し、千葉市や熊本市の小学校でも実施しました。
振り返ってみると、省庁や自治体、学校、各種団体など外部ステークホルダーとの連携をさらに進める1年となりました。
2024年、メルカリが公共政策分野で進めてきた主な活動をあらためてご紹介します。
【2024年メルカリ政策企画の主な活動実績】
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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2024年、メルカリの政策企画ブログ「merpoli(メルポリ)」では101本の記事を公開しました。今回は、この1年間に公開してきた記事の中からSNSでの反響の多かったものを紹介します。
第1位 メルカリで「リコマース総研」を創った想いを聞いてみた!(6月11日)
メルカリでは2023年6月にリコマースに関わる国内外のトレンドや市場動向、消費者の消費行動の変化を研究し、社会・経済・生活など様々な視点からリコマース市場が与える影響を探求する研究機関として「リコマース総合研究所」を立ち上げました。その担当者へのインタビュー記事です。
第2位 「メルカリ寄付」での能登半島地震への支援を開始しました(1月2日)
1月1日に発生した能登半島地震を受け、「メルカリ寄付」では翌日の1月2日から日本財団との連携で支援を開始した報告記事です。1億円を超える多くの寄付を能登半島地震の支援に届けることができました。
第3位 2023年度も、高校生がネット販売を行う「メルカリShops PBL」プログラムを、昨年以上の工夫と趣向を凝らして全国5校と連携して実施(2月28日)
2023年度は、船橋市立船橋高等学校、熊本市立千原台高等学校、徳島市立高等学校、鳥取県立境港総合技術高等学校、山形市立商業高等学校の5校で「メルカリShops」を用いたPBLの授業に取り組みました、生徒たちへのアンケート結果なども含めた報告記事です。
第3位 4月からメルカリに派遣された愛知県、石川県、岐阜市の職員3人、感じたこと活かしたいこと(前編)(6月14日)
メルカリでは2024年4月から岐阜市から6人目、愛知県と石川県から1人目となる職員の派遣研修を受け入れています。この派遣研修を開始したばかりの3人の研修生に、メルカリに来て感じたことや困ったこと、派遣元に戻って活かしていきたいことなどを語ってもらった対談記事です。
第5位 東京都の自治体で初!国分寺市が「メルカリShops」での備品販売を開始(4月9日)
東京都国分寺市が、4月9日より「メルカリShops」を活用し、市で使われなくなった備品の販売を開始した報告記事です。東京都の自治体では初の取り組みとなった国分寺市の開始で自治体等が中古の備品を「メルカリShops」上で販売する自治体は全国で25例目となりました。
第6位 能登半島地震のほか、3.11東日本大震災の被災地への支援も「メルカリ寄付」で寄付できます(3月1日)
今年も3.11被災自治体を「メルカリ寄付」で支援しよう!と、3月1日から「メルカリ寄付」の寄付先一覧の上位に3.11被災自治体である今年も寄付先に加わってくれている自治体は、陸前高田市、山田町、川俣町、富岡町、飯舘村、大熊町、楢葉町の7自治体を並べて寄付を呼びかけました。
第7位 今日から「かんたん寄付設定」でも能登半島地震への寄付を開始。1ヶ月弱で寄付設定は約4万件に(1月15日)
1月15日より商品の出品時に寄付が設定できる「メルカリ寄付 かんたん寄付設定」でも能登半島地震への寄付を日本財団を通じて実施できるようになった報告記事です。このタイミングで「メルカリ寄付 かんたん寄付設定」は、リリースから1ヶ月で約4万件となりました。
第8位 中野市が「メルカリShops」での備品販売を開始(2月21日)
中野市が、2月21日より「メルカリShops」を活用し、使われなくなった備品の販売を開始した報告記事です。自治体等が中古の備品を「メルカリShops」上で販売する事例は全国で23例目、長野県では2例目の取り組みとなりました。
第9位 【2024年始企画】「メルカリShops」での自治体販売は28自治体まで拡大、年間総額は640万円超え、販売額1位は山形市、販売数1位は岡山市(1月5日)
年始の記事として、2023年1年間の自治体による「メルカリShops」販売実績をまとめた記事を作成しました。自治体による販売総額は1年間で640万円となりました。粗大ごみのリユース家具などをシルバー人材との連携で販売する岡山市が最多販売でした。
第9位 「メルカリ寄付」の寄付先に能登半島地震の被災地である「石川県」が追加(1月26日)
1月1日に発生した能登半島地震を受け、「メルカリ寄付」の寄付先に、1月26日から、今回の被災地となった「石川県」自体が寄付先として加わってくれたことを報告した記事です。
第9位 24時間テレビへの寄付も「メルカリ寄付」でできるようになりました!(8月30日)
8月31日から9月1日まで、日本テレビ系列で今年も放送された24時間テレビについて、番組内で呼びかけられた24時間テレビへの寄付が、今年から「メルカリ寄付」でも行えるようになったことの報告記事になります。「メルカリ寄付」の仕組みを用いて、「身の回りにある役目を終えたものを売って寄付をする」、「自宅にいながらスマホから簡単に寄付をする」といった形で、より幅広い方々の寄付文化の醸成につながればと思っています。
2025年も引き続き、様々な記事など「merpoli(メルポリ)」( https://merpoli.mercari.com/ )やX( https://twitter.com/merpoli_jp )で発信して行こうと思っていますので、フォローや いいね!もお願いします。
引き続き「merpoli(メルポリ)」と「メルカリ政策企画チーム」をよろしくお願いします!
(高橋 亮平)