経産省のCEコマースビジネス推進のためのガイドに、メルカリの事例が2つ掲載

メルカリは、この度、経済産業省が発行した「CEコマースビジネス推進のためのガイド」に、当社の2つの取り組みが事例として掲載されました。

このガイドは、サーキュラーエコノミー(CE)への貢献を目指す企業等の事業活動を「CEコマースビジネス」と定義し、その拡大・推進を目的として、CE貢献の考え方やビジネスモデルの整理、実際の多様な取組事例が掲載されています。

経済産業省「CEコマースビジネス推進のためのガイド」(2025年5月)

 

CEコマースビジネスとは?

CEコマースビジネスとは、企業等の事業活動がサーキュラーエコノミー(CE)への貢献につながるビジネスのことを示します。具体的には、

①物品の稼働率を高める(シェアリング(サブスクリプション含む)、レンタル、リースなど)

②物品の利用期間を延ばす(二次流通仲介、中古品販売、リースなど)

③物品の寿命を延ばす(リペア、リメイク、リマニュファクチャリングなど)

3つの方法のうちのどれか一つ、又は複数の方法を取り込んだビジネスです。

 

メルカリの2つの取り組みが事例に掲載!

今回の「CEコマースビジネス推進のためのガイド」では、メルカリの以下の2つの取り組みが紹介されています。

 1. 買取リクエスト(P.29掲載)

    • 概要: メルカリで売れ残ってしまった商品や、タンスの肥やしになっている商品について、一次流通・二次流通・メーカー等の事業者様に買取を申し出ていただくことで、お客さまが出品物を簡単に売却できる機能です。売れ残りが廃棄されるのを防ぎ、リユースを促進する仕組みです 。

 2. 自治体による「メルカリShops」を活用したリユースの促進(P.32掲載)

    • 概要: 全国の50以上の自治体が「メルカリShops」を活用し、粗大ごみや自治体の不要となった備品や防災備蓄品などを販売する取り組みです。これにより、自治体のごみ処分費用やCO2排出量の削減、最終処分場の長寿命化に貢献しています 。また、販売利益は自治体の歳入として市民に還元され、市民のリユース意識の向上にも繋がっています 。

今回、CEコマースビジネス推進のためのガイドに取り上げていただいたことも励みに、今後も様々な企業や団体と連携しながら、より多くの人がCEコマースを活用できる社会を目指していきたいと思います。

今枝 由梨英