文部科学省の若手職員等が、5月28日に、文部科学省の見聞型研修の一貫として、メルカリを訪問しました。訪問に際しては、メルカリの働き方や、メルカリの進める実践的な教育関係の取り組みを説明するとともに、現在2025年1月から2025年6月までの期間の派遣研修で文部科学省から来ている政策企画チームの太田 叡より、派遣期間中の取り組みや学びの点などを説明しました。
今回の見聞型研修を通して、メルカリから伝えたこと
冒頭、政策企画マネージャーの今枝 由梨英より、メルカリのカルチャーや働き方について説明をしました。メルカリでは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションのもと、ロードマップの実現を目指して「Go Bold」などのバリューの発揮を一人ひとりに促す仕組みや、男女賃金格差の是正などのI&D(インクルージョン&ダイバーシティ)のアクションにより働きやすい環境を作ることを目指していることなどをお伝えをしました。
これらの話を受け、参加者からは、「自由な働き方が多角的な視点の獲得に繋がっていると感じた。」「大胆な挑戦に称賛を、という考えは、新しい価値の創出には重要な考え方だと感じた。」といった感想があり、「今後は"Go Bold"を意識して業務に取り組んでいきたい」とコメントをいただきました。
続いて、政策企画の齋藤 良和より、メルカリの教育の取り組みについて説明をしました。メルカリでは、フリマアプリ「メルカリ」を題材とし、「モノとお金の大切さ」や「インターネットサービスの安心・安全な使い方」を学べるスライド・指導案を無償でダウンロードできる教育ポータルサイト「mercari education」を公開しています。当日は、「mercari education」の説明に加え、コンテンツを活用した学校現場での取り組みについてお話をしました。
これらの話を受け、参加者からは、「社会貢献を重視する姿勢を感じた。」「知見を生かしたコンテンツは貴重なプログラムだと感じた。」と評価する声をいただきました。
メルカリへの派遣研修を通して感じていることは?
最後に、現在派遣研修で文部科学省から来ている政策企画チームの太田 叡より、約5か月間のこれまでの研修期間を通じて感じている事をお話しました。
元々のメルカリへの派遣を希望した問題意識に加え、「mercari education」をはじめとするメルカリの教育の取り組みの充実・展開や、大阪大学ELSIセンターと連携して取り組む企業の公共的活動に関する追究、政府機関や大学法人との連携など、現在、メルカリで取り組む業務について、説明をしました。
そのうえで、メルカリの個人の能力を最大化できる働き方と環境、新たなことに挑戦し続けられるカルチャー、企業だからこそできる教育のアプローチなど、これまでの研修期間での気づきをお話し、文部科学省でも是非活かしていきたいという意欲をお伝えました。
(太田 叡)