広島県三次市(以下、三次市)が、9月28日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、三次市で不要となった庁内備品等の販売を開始しました。
なお、自治体が備品等を「メルカリShops」上で販売することは全国で17例目で、広島県内では初の取り組みとなります。
この日、三次市役所で、福岡 誠志 三次市長とともに販売開始を発表しました。
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福岡 誠志 三次市市長のコメント
この度、フリマアプリ・メルカリの運営を通じ、循環型社会の実現に向けて、取り組まれている株式会社メルカリ様のお力添えをいただき、ECサイトに三次市の公式ショップを開設し、市の物品等を販売することといたしました。
この取組は、広島県内の自治体では初めてのことです。
三次市では、業務内容の変化や公共施設の廃止などに伴って、物としてはまだまだ使用できるものの、市としては使用する機会がなくなってしまった物品がたくさんあります。
そうした物品について、幅広く市民の皆さんに有効活用していただくリユース活動の取組として、令和4年度から、不用物品即売会などを開催してきました。
今回のショップの開設によって、これまでの取組をさらに推進させ、三次市は日常的に不用になった庁内物品を出品することができ、また市民の皆さまは欲しいときに必要なものを購入することができるようになります。
三次市が率先してリユース活動に取り組むことにより、市民の皆さまもリユースに関心を持っていただくとともに、限りある資源を有効活用する循環型社会の形成を推進できるものと期待しています。
三次市のこれらの取組について、今後ともご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
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三次市のショップ
今回の三次市の販売開始により、自治体による「メルカリShops」での販売は、24自治体に広がりました。
先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)の販売実績は以下もご覧ください。
メルカリの自治体連携について詳しくはこちらもご覧ください。
メルカリは、今後もこうした取り組みを通じ、「捨てる」以外の選択肢を提案するほか、捨てられたものもリユースすることで、サステナブルな行動が市民の皆さまに定着することを目指していきます。
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(伊藤 亮太)