2月4日の『岐阜市市役所から出向中のメンバーが「メルカリ寄付」を担当するまでをぶっちゃけトーク!mercan. fm #73』でメルカリの「人」を伝えるブログ「メルカン」デビューした政策企画の横山竜一です。
岐阜市職員の私が昨年4月1日より研修派遣としてメルカリにjoinし、早10ヶ月が過ぎ、残り2ヶ月となりました。
今回は、この間、最も力を入れて取り組んできた「メルカリ寄付」について、先日、全社定例である「JP All Hands」にて発表の機会をいただきましたので、そのときの発表の内容について報告させてもらいます。
メルカリでは、毎週カンパニーごとに全社定例である「All Hands」が開催されます。
2月5日にメルカリJPで開催された「JP All Hands」で、これまで共に寄付PJを進めてきたプロダクトマネージャーの岡本明朗さん、政策企画チームの高橋亮平さん、そして筆者、横山竜一とで発表させていただきました。
「メルカリ寄付」については、すでにメルカリの「人」を伝えるブログ「メルカン」でも『「役目を終えたものを、寄付金に」メルカリがアプリ機能で表現した、新たな社会貢献』という記事にて、プロジェクトができた経緯や苦労した点について語られていますが、今回は、慈善団体10 団体に拡大という新たなフェーズを迎えたというタイミングでの全社定例での発表になりました。
あらためてになりますが、「メルカリ寄付」とは、役目を終えたものを次の持ち主に託すという「メルカリ」の仕組みを使って、循環型社会につなげると同時に、売上金を寄付することで、さらに社会貢献できるという仕組みの説明をさせていただきました。
そして、いよいよ筆者担当となった寄付先団体の説明です。
昨年9月1日に2自治体でスタートした「メルカリ寄付」も都道府県初となる三重県、筆者の研修派遣元の岐阜市、鎌倉市、瀬戸市、都城市、桑名市と6自治体まで広がってきたこと、そして、今回のメインの報告となる、あしなが育英会、日本ユニセフ協会、日本ユネスコ協会連盟、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、日本財団、世界自然保護基金ジャパン、日本骨髄バンク、中央共同募金会、新公益連盟、READYFOR株式会社の10の慈善団体が2月から加わったことをPRさせていただきました。
そして、皆さん気になっているであろう今後の「メルカリ寄付」の方向性についても寄付PJメンバーの以下のような思いを共有させていただきました。
『これまでは、自治体、慈善団体と拡大してきましたが、今後はNPOや大学など、さらに幅広い対象を寄付先にできればと考えています』
メルカリは、「メルカリ」での売り買いを通じて、社会や環境課題の解決に貢献し、社会から必要とされる存在(社会の公器)を目指しています。
メルカリ寄付を通じて、資源が大切に使われる循環型社会を実現する、一人ひとりに「売る」を身近にすることで個をエンパワーメントする、企業(加盟店や一次流通企業など)をエンパワーメントする、売上金を寄付する仕組みを通じてより幅広い社会・環境課題解決につなげる、といったメルカリを通じた社会的インパクトを最大化させていきたいと思っています。
こちらは、私の研修派遣元である岐阜市の寄付ページに掲載されている、大河ドラマでも話題になった「岐阜城」です。そしてこの他にも1300年の歴史を誇る「ぎふ長良川鵜飼」の様子が掲載されています。ぜひ一度覗いていただき、そのままメルカリ寄付を試していただければと思います。
最後に、まだ「メルカリ寄付」を利用したことがない方にはぜひ手軽に寄付ができる仕組みを体験していただきたいと思います。皆さんに認知していただき、メルカリ寄付が新たな寄付文化の醸成につながることを願っています。
(横山 竜一)