2019年5月31日、八芳園にて、在日米国商工会議所(The American Chamber of Commerce in Japan: ACCJ)主催・日本経済団体連合会後援のシンポジウム「アジア太平洋地域におけるプライバシー及びクロスボーダーデータフローに関する新しいフレームワークの構築に向けて」が開催されました。
筆者は、このシンポジウムのセッション「クロスボーダーデータフローに関する現在の枠組み(USMCA、APEC/CBPR等)および政府・企業の対応等」にパネリストの1人として登壇、プレゼンテーションを行い、パネルディスカッションにも参加しました。
プレゼンテーションの中では、メルカリの事業概要に加えて、以下の点についてご紹介しました。
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日本政府は、6月21日の「成長戦略実行計画」等の中で、「データフリーフローウィズトラスト(DFFT)」のコンセプトの下国際的な議論をリードすると表明し、また、6月28日から29日かけて行われたG20大阪サミットの結果、「データの国際的なルールづくり『大阪トラック』を開始する」と宣言しました。
こうした日本政府のイニシアチブを踏まえ、本シンポジウムのような、国内外の官民関係者が一堂に会し、越境データ流通について議論を行う素晴らしい機会が今後も開催されればと思っています。
(望月 健太)