メルカリは令和2年度より、東京都教育庁が実施する「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業におけるプログラム」に参画しています。
今回、都立砂川高等学校から応募があり、12月に教育課程「社会と情報」における1年生向けのオンライン授業を政策企画の齋藤良和が実施しました。
※これらの取り組みは東京都の【新型コロナウイルス感染症対策と学校運営に関するガイドライン】に基づき、学校と調整のうえ実施をしています。
アイスブレイクを兼ねてフリマアプリの認知や利用状況について画面越しに質問をする様子
昨年度までの同様の啓発講座は、直接メルカリの社員が講師として学校にお伺いして実施する「出前授業型」のセミナーがほとんどでしたが、現在はコロナの状況ということもあり、メルカリではオンライン研修を主体に実施しています。
今回の授業は情報室に生徒が集まって授業を行ったため、各机のモニターに教材のスライドや動画教材を投影する方式をとりました。
動画教材を見ながら気づいた点をメモしている生徒さんの様子(都立砂川高等学校提供)
また、担当の先生にご協力いただき、投影用とは別のパソコンを用いて教室内の様子を中継していただいたため、担当講師側からも画面越しに生徒さんの表情やワークシートに熱心にメモをとる様子を見ることができました。
「今後フリマアプリを利用する場合はどのようなことに気をつける必要があるでしょうか?」という問いに対して、生徒の皆さんからは、授業の内容をふまえて以下のような意見があがりました。
- 誰にでも伝わる言葉遣いをしようと思った。
- 商品の詳細について購入前にきちんと確認しておこうと思う。
- 未成年なので、親の確認はしっかりしたい。コミュニケーションとる。
- 相手のことを考え、言葉づかいに気を付ける。
- 出品するときは、画像や説明は誰にでもわかるようにする。
- 相手のことを考えようと思った。わかりやすく、どの世代でもわかる言語で話そうと思った。安全安心を心掛けたい。
動画教材を見ながら気づいた点をメモしている生徒さんの様子(都立砂川高等学校提供)
▼東京都立砂川高等学校の生徒さんからの感想をピックアップしてご紹介します。
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すでにフリマアプリを利用したことのある生徒さんが多く、実際に利用する際の注意点について学ぶことができたという声を多くいただきました。
▼東京都立砂川高等学校 情報科 山本健司先生からは以下のコメントをいただきました。
インターネットでの売買のしくみを知ってもらいたいのと同時に、生徒が学校外の方と関わり社会を身近に感じより自分事として考える機会を作りたいと考え、応募しました。 生徒達は、講師の先生に質問もでき、細かい仕組みも知れて満足の様子でした。 |
新型コロナウイルスの影響が続く状況ではありますが、メルカリでは引き続き教育現場と調整をしながら、学びを止めないための様々な取り組みを行っていきたいと思います。
(齋藤 良和)