福井県の「スポットワーカーを活用した人材確保セミナー」に「メルカリ ハロ」が参加

メルカリは、4月16日より「だれでも、すぐに、かんたんに」働ける、空き時間おしごとサービス「メルカリ ハロ」の全国展開を開始しました。

今年の3月16日に北陸新幹線の金沢ー敦賀間が開通し、福井県では観光客やビジネス客の訪問が増加し、宿泊業 や飲食業、小売業等のサービス業における人材確保が課題となっています。

そのため、福井県では新たな人材確保施策として事業者向けの「スポットワーカー活用支援事業補助金」を創設し、その説明会を兼ねて、7月12日に福井商工会議所で「スポットワーカーを活用した人材確保セミナー」を開催しました。会場とオンラインをあわせ、約60名ほどが参加しました。

今回は、スポットワーク協会の一員として、「メルカリ ハロ」のスタッフも現地で参加し、サービスの説明とブースでの個別相談会を実施したので、その模様を報告します。

一般社団法人スポットワーク協会事務局長 後藤一重氏

第一部は講演会で、まず、一般社団法人スポットワーク協会の後藤一重 事務局長より「スポットワークの全体像および協会活動について」と題して、講演がありました。

後藤氏からは、人口減少は不可避で人手不足が顕在化する一方で、もっと働きたい人が実際は多く、現在より働くきっかけとしてスポットワークを活用し、主婦やシニア、学生の可能性を広げることで、課題解決につながるとの説明がありました。

そして、ワーカーメリットが大きく、シニアや専門職のスポットワークの求人も注目されていること、デジタル給与の解禁、メルカリなど人材系企業以外からの参入などにより、市場が大きく拡大していることを示しました。

そのうえで、協会の役割として、①働く個人の保護、②利用企業の保護、③スポットワーク情報提供事業者の適正化をあげ、スポットワークの健全な発展を推進していくために貢献したいと述べました。

株式会社メルカリ Work事業部セールスマネージャー 山中 敬司 

「メルカリ ハロ」からは、Work事業部セールスマネージャーの山中敬司が「採用コストの削減とスキマバイトのお得な使い方」と題して、サービスの説明を行いました。

まず、アルバイト採用の悩みとして、媒体費がかかる、なかなか採用できない、採用してもすぐやめてしまう、等があり、採用のミスマッチがおきている状況を説明しました。

そのうえで、スポットワークは面接不要で、必要な時に必要な人材を迅速に採用でき、イニシャルコストもかからず、職種ごとのアルバイト採用の平均コストを見ても効率的であることを示しました。

「メルカリ ハロ」の特徴としては、①「メルカリ」のお客さま2,300万人(月間利用者数)がベースで、すでに500万人以上が登録済みであること、②ワンアプリでのサービス提供のため、フリマアプリを見ると働きたいバイトがあり、働いて得た給料とキャッシュレス決済「メルペイ」を連動させやすいこと、③クーポン機能や経験者に限定したコミュニティ機能も実装予定であること、などを挙げました。

また、今は大手企業の求人が中心だが、地域の企業の求人が少ないので、福井県の事業者でやりたいところがあれば、ある意味チャンスであると説明しました。

最後に、福井県庁より「スポットワーカー活用支援事業補助金」の内容について説明がありました。

※「メルカリ ハロ」は補助金を申請しなくても、先行受付キャンペーン期間中(終了日未定)は手数料は0%です。

その後、第二部ではブースでの個別説明会があり、来場された事業者様の個別のお悩み事やサービス利用に関する相談に対応しました。

メルカリは今後も「メルカリ ハロ」を通じて、「働く」をより気軽なものにすることで、それぞれの好きなことや、やりたいことの実現を後押しし、地域の人手不足の解消に取り組んでまいります。

布施 健太郎