熊本市立千原台高等学校で、「メルカリエコボックス」を市役所や商店、保育園、専門学校と連携して設置し、リユース品の回収を開始

熊本市立千原台高等学校(以下、千原台高校)で、7月19日から熊本市内各所に「メルカリエコボックス」を設置し、まだ使えるリユース品を集める活動を始めました。

メルカリ政策企画の高橋亮平による千原台高校での取り組みも今年で6年目となりました。

一昨年、昨年に続き、今年も「メルカリShops PBL」プログラムを行っており、今年は、特に循環型社会推進教育の取り組みとして、校内外でまだ使えるリユース品を集めて、学校が持つ法人の「メルカリShops」アカウントで販売していきます。

PBLとは、Project Based Learningの略で、課題解決型学習の手法であり、多くの大学・高校などで取り入れられ始めているアクティブラーニングプログラムの一つです。企業などの研修で行われているOJT(on the job training)と同じようなことを教育プログラムとして行うものだと捉えてください。

2023年度の「メルカリShops PBL」プログラムについてはこちらもご覧ください。

千原台高校での今回のプログラムは、情報ビジネス探究科2年生120名が「マーケティング」の授業の中で実施しており、初回の授業を7月8日に行い、自治体や事業者などの協力も得て設置した「メルカリエコボックス」に提供いただいたまだ使えるリユース品を、学校が持つ法人の「メルカリShops」アカウントで9月9日から販売する予定です。

7月19日は、プログラムを行っている2年生の4クラスがクラスごとに、協力事業者である熊本市役所、新市街商店街、大原学園熊本校、白羊保育園に別れて「メルカリエコボックス」を設置してきました。

千原台高校での今回の取り組みは、熊本市内でリユースを定着させることで循環型社会の推進に繋げようという実証実験でもあります。

熊本市役所の入口に設置した「メルカリエコボックス」や、新市街商店街の協力で店舗前などに設置した「メルカリエコボックス」には、広く市民の皆さまに、ご自身では使わなくなってしまったものや、お子様が大きくなって使わなくなったものなど、まだ使えるものでリユース品として販売できそうなものをご提供いただければと考えています。

この日は、「メルカリエコボックス」を設置させてもらいに伺うとともに、千原台高校で取り組んでいるプログラムが熊本市をリユース推進の取り組みであることを、より多くの方にお伝えしご協力いただこうと、ポスターも作成し、貼らせもらいました。

熊本市の皆さまに、ぜひご協力をお願いいたします。

メルカリでは引き続き、「捨てる」をへらすことができるサーキュラーエコノミーの実現を目指していきます。

高橋 亮平