BUSINESS LAWYERSのコーポレート・M&Aコーナーに政策企画のインタビューが掲載

f:id:merpoli:20210616091033j:plain左から平本・吉川・上村

弁護士ドットコム株式会社が運営する企業法務に関わる方のための実務に役立つ企業法務ポータルサイトのメディアである「BUSINESS LAWYERS」に『事業成長と信頼獲得のために「何でもやる」メルカリの「政策企画」という仕事』と題して、政策企画ディレクター・吉川、上村、ビジネスリーガルチーム・平本のインタビューが掲載されました。

インタビューでは、主に弁護士や法務部門の方向けに、いわゆるロビーイングに閉じずに事業の成長支援と会社の信頼獲得に貢献するというメルカリの政策企画の役割についてお話しました。

「merpoli」でもこれまでも書いてきた部分ではありますが、メルカリの政策企画は、「事業成長」と「社会からの信頼獲得」のために何でもやる部署であるという話や、その中に大きく分けると「非ビジネス領域」と「ビジネス領域」の仕事があり、国会議員・役所・自治体・NGOなどビジネス部門との接点があまりない方々と相対するのものを「非ビジネス領域」と位置づけており、「攻め」と「守り」の両面から事業をサポートしているということ、既存のルールを変えていく「攻め」の部分は、新法の制定や法改正などに向けたロビイングなどの仕事も行っているといった話などをしています。

弁護士や法務部門の方向けということで、省庁出身者をはじめ多様な人材が活躍する分野であることや、法務と政策企画の連携でビジネスに貢献しており、弁護士資格有識者など法務人材が活躍する場も多いという話などもさせてもらっています。

また、適格消費者団体とのコミュニケーションや、消費者庁の「デジタル・プラットフォーム企業が介在する消費者取引における環境整備等に関する検討会」の議論に、政策企画と法務がどのように連携して取り組んできたかなどについても詳しくお話しており、こういった消費者保護に関する企業内部の話はこれまでにあまり語られることのなかったものですので、こうした分野に興味のある皆さんにもお読みいただけましたら幸いです。

メルカリ政策企画では、ロビイングに閉じない政策企画を目指しており、こうした幅広い活動についても、今回のような外部メディアとの連携も含め、積極的に情報発信して行ければと思います。

(上村 篤)