愛知県東浦町(以下、東浦町)が、4月4日より「メルカリShops」を活用し、まだ使える粗大ごみと、使われなくなった町役場の備品等の販売を開始しました。
全国初となったのは、自治体が委託した事業者が自治体と連携して家庭から出た粗大ごみを回収し、「メルカリShops」で販売を行うというものです。
東浦町では、これまで、戸別回収した粗大ごみは東部知多クリーンセンターで破砕し焼却する等の処理をしていましたが、回収した粗大ごみのうち、リユース可能なものを委託事業者であるトーエイ株式会社が選定、清掃した上で、「メルカリShops」での販売するというものです。
東浦町では、同時にこの日、町役場で使っていた不要品等を町の「メルカリShops」のショップでの販売も開始しました。
また、このショップでは、メディアでも話題となった巨大な「岩塩」も4月18日10:00より販売することも合わせて発表しました。
自治体が粗大ごみを「メルカリShops」上で販売するのは全国で11例目で、自治体等が中古の備品を「メルカリShops」上で販売することは全国で24例目の取り組みとなります。
自治体が粗大ごみの販売と備品の販売をどちらも行う事例は、加茂市、蒲郡市、仙北市、山形市に次いで5自治体目となります。
東浦町のまだ使える備品等を販売する「メルカリShops」はこちらになります。
東浦町の市民から出された粗大ごみのうちまだ使えるものを販売する「メルカリShops」はこちらになります。
この日、東浦町役場で、日髙輝夫 東浦町長、トーエイ株式会社の今津真治 取締役社長とともに、メルカリからは政策企画参事の高橋亮平が挨拶し、販売開始を発表しました。
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日髙 輝夫 東浦町長のコメント
昨今、 世界的にサーキュラーエコノミーが注目を集める中、 限りある資源を有効に活用し、資源循環型社会を実現するための取り組みが各所で行われています。
本町におきましても、第6次東浦町総合計画で定めた環境分野の目標である「 「もったいない」の気持ちを大切に、循環型のまちをつくります」を達成するため、3Rを中心に様々な取り組みを実施しているところです。
今日は、その3Rの中のリユースに関する取り組みで、東浦町の庁舎内で不用となった物品及び住民の皆さんが不要として粗大ごみとして戸別回収した物品をそれぞれ本日から、「メルカリShops」で販売します。 特に「自治体が委託した事業者が家庭から出た粗大ごみを回収し「メルカリShops」で販売するのは、全国で初の取り組みとなると
聞いています。
資源循環型社会の実現に向けた全国初の取り組みに、ここ東浦町から取り組めることを大変うれしく思います。 今回のリユース事業「メルカリ Shops」の開設のみにとどまらず、持続可能な開発目標SDGsの実現に向けた取組を今後も一緒にできること楽しみにしています。
また、本事業により、住民の皆さまのリユースへの意識がさらに高まり、循環型社会の実現に向けた取組を進めるきっかけになることを期待しています。
最後になりますが、 今後もさらなる、公民連携の様々な取組が進むことを期待しまして、 『メルカリ Shops』の開設にあたっての私からの挨拶とさせていただきます。
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今回の東浦町の販売開始で、自治体による「メルカリShops」での販売は31自治体等となりました。
先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)、三次市(広島県)、坂出市(香川県)、掛川市等(静岡県)、尾張旭市(愛知県)、山県市(岐阜県)、北広島町(広島県)、中野市(長野県)の販売実績は以下もご覧ください。
メルカリでは、この他にも様々な形での自治体連携の取り組みも行っています。
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メルカリは、各自治体との取り組みを通じ、「捨てる」をへらすことで、循環型社会の実現に貢献していきます。
(高橋 亮平)