現在、ヤクルトの広島県および山口県の一部を営業エリアとしているヤクルト山陽では、メルカリと提携し、様々なリユース推進の取り組みを実施しています。
その中から、今回はヤクルト山陽が広島県内の自治体の公民館などで開催している「出張メルカリ教室」についてご紹介します。
ヤクルト山陽が取り組む「出張メルカリ教室」
「メルカリ教室」とは、メルカリ初心者を対象にフリマアプリ「メルカリ」の使い方から出品までの手順を【参加費無料】で学べる教室です。家の中にある「自分にとっては不要だが、まだ使えるもの」をフリマアプリ「メルカリ」上で出品することで、それを必要とする誰かの手に渡り、リユースすることができます。
メルカリびより「ヤクルト山陽の「メルカリ教室」で楽しく学ぼう!初めてでも安心♪認定講師が出品をサポートします!」
https://jp-news.mercari.com/articles/2024/10/04/yakultsanyou/
以前は、全国各地で開催していましたが、現在はヤクルト山陽の所在する広島エリアでのみ定期的に開催しています。
12月に広島県尾道市の因島の重井公民館で開催した「メルカリ教室」には、6名の地域住民が参加されました。
メルカリ認定講師の資格を持つヤクルト山陽のスタッフが講師となって、参加者は実際にスマートフォンを操作しながらメルカリの使い方を学びました。
シニアの方やスマホ操作に不慣れな方にも丁寧にやり方をお伝えし、質問しやすい雰囲気づくりもしています。
各自が持参した家の不要品を手にとって、商品の撮影方法や説明文の書き方、梱包や発送方法などのアドバイスを受け、実際に「メルカリ」で出品するための操作や知識を学んでいきます。
中には、その場で実際に出品された方もおり、「売れるのが楽しみ」とのことでした。
教室参加者には、オリジナルテキストとヤクルト製品のプレゼントもあります。
「メルカリ教室」は広島県内のヤクルトの3つの営業所でも定期的に開催しています。
【開催場所】
- 広島市南区「ヤクルト届けてネットステーション宇品」
- 安芸高田市「ヤクルト安芸高田センター」
- 三次市「ヤクルト山陽三次営業所」
広島市南区の「ヤクルト届けてネットステーション宇品」
参加には事前予約が必要ですので、開催日時や詳細は予約専用サイトで確認してください。
また、お電話で問い合わせしたい方は、ヤクルト山陽お客様相談室(080-2927-1169)へのご連絡も可能です。
予約サイトリンク
不要品を整理したい方、お小遣い稼ぎをしたい方、リユース活動に参加したい方など、ぜひお気軽にご参加ください。みなさまのご参加をお待ちしております!
自治体備品や粗大ごみの「メルカリShops」での販売実証実験も実施中!
また、メルカリは、6月5日の「環境の日」・「世界環境デー」に合わせ、ヤクルト山陽および安芸高田市(広島県)、三次市(広島県)と連携し、地域で回収した”まだ使える”不要品をEコマースプラットフォーム「メルカリShops」で販売する実証実験を開始しています。
ヤクルトレディの宅配システムやヤクルトセンターを活用し、家庭からの持ち込み、ヤクルトレディによる訪問回収(持込が困難な方対象)、自治体からの提供という3つの方法で「まだ使える」不要品を回収します。
回収品はヤクルト山陽の「メルカリShops」で販売され、売上金は社会貢献活動や自治体サービス向上に役立てられます。
どのような物品が販売されているか、ショップのHPを覗いてみてください。
ヤクルト山陽ショップ
この取り組みは、高齢化や担い手不足といった地方の資源循環の課題解決を目指し、メルカリが推進する自治体連携によるサーキュラーエコノミー実現の一環です。
また、リユースによる温室効果ガス削減効果等の測定も行います。
メルカリは、地域に密着したヤクルト山陽様と連携することで、より効率的な不要品回収とリユース推進を目指しています。
「ヤクルト安芸高田センター」で保管している出品商品
この取り組みについては、また別の機会にmerpoliで取り上げる予定です。
メルカリでは引き続き、パートナー企業と連携して「捨てる」をへらすサーキュラーエコノミーの実現を、目指してまいります。
(布施 健太郎)