千葉県の船橋市教育委員会が実施した中学校の社会科教員向けの研修会に、メルカリ政策企画の齋藤 良和が登壇しました。
メルカリは、学校教育などで活用いただける授業教材(スライド・動画・指導案など)を2022年に「mercari education」で公開し、これまでに多くの学校で利用されています。
これまでにも連携協定先や個別にご相談いただいた自治体の教員研修会で研修を行っており、今回は、包括連携協定を結ぶ船橋市からの依頼で、船橋市教育委員会と内容を協議したうえで、市内の中学校を会場として開催することになりました。
研修会の前半では、株式会社メルカリの事業内容や取り組み、フリマアプリ「メルカリ」、キャッシュレス決済「メルペイ」などのサービスについてご紹介し、後半ではそれらのサービスを題材に開発した教材の説明と、一部教材の実演を行いました。
多くの学校でSDGsや企業の社会的責任に焦点をあてた授業が行われており、企業がどのように社会に貢献しているのかを伝えてほしいというリクエストをいただいていました。そこで、先日公表された「Impact Report」の内容を踏まえ、事業を通じて生まれたポジティブインパクト(温室効果ガスの削減貢献量)、「メルカリ」の売上金で寄付する「メルカリ寄付」、政府・自治体・一次流通事業者との連携強化などについて解説を行いました。
2024年度版 「Impact Report」
後半ではフリマアプリの安心安全な利用や、キャッシュレス決済など金融教育の教材を中心にワークショップ形式で教材を体験していただいたうえで、それぞれの重要なポイントや実際に教材を利用した学校の事例などをお伝えしました。
- フリマアプリを安心安全に利用するために
- 「メルペイ」と考える安心安全なキャッシュレス社会
参加された先生方からは「企業の社会貢献への取り組みが具体的に理解できた」「授業で早速教材を活用してみたい」「総合的な学習の時間にメルカリの教材を取り入れたい」といった嬉しい感想をいただきました。
先生方がすぐに授業で活用できるような、実践的な研修になったのではないかと感じています。今回の研修を通じて、少しでも教育現場の先生方のお役に立てたのであれば幸いです。
なお、船橋市では2023年に船橋市立船橋高等学校の生徒が地域の事業者の新商品を発案して「メルカリShops」で販売をする「メルカリShops PBLプログラム」を実施しています。関心のある方はこちらの記事もご確認ください。
(齋藤 良和)