政治家や役人だけではない第3のルールメイキングの必要性

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今回はコラム風にメルカリ(メルペイ)政策企画の10月上旬の活動報告をしてみたいと思います。

9月末に行われた総裁選を受けて、今月頭に内閣改造がありました。

今回の改造で、メルカリ政策企画とも縁のある議員の方々も大臣、副大臣、政務官などに就任されました。早速新たに入閣された皆さんへのご挨拶などに行ったり、意見交換の場を持つなど、これまでメルカリと縁のあった方々との継続的な意見交換だけでなく、これまでメルカリに接点がなかった政治家の方々とも個人的な人脈などからつながりをつくっているところです。こうした活動を通じて、幅広い分野にメルカリファンを増やして行ければと思っています。

また、メルカリでは4半期ごとに目標設定する形が取られており、部署ごとにも目標となるOKR(Objective and Key Result)が設定されるのですが、「政策企画」にも新たに10月からは12月までの4半期までのOKRが設定され、これまで以上に積極的に情報発信もして行ければと思っているところです。

さて、そんな中、先週、merpoliメンバーたちと共に、虎ノ門ヒルズ内にある「Venture Cafe Tokyo」で行われた「Meet up with policy makers」というイベントに参加してきました。

第3回となるこの回は、経産省・国交省・総務省・農水省など若手官僚の方々をパネリストに、「規制(緩和)との向き合い方」と題して、参加者との議論を行い盛り上がっていました。

イベントは、「これまでにない環境の変化を踏まえながら、新機軸や新たな価値創造といった社会としてのイノベーションの必要性が語られていること」「イノベーションには、官民を問わず多様性に富んだプレイヤーの交流が不可欠なこと」などから、「若手官僚によるパネルを核に誰もが参加できるカジュアル交流の場作りを通じて、より良い将来やアクションに関して議論を深めよう」というものだったのですが、パネリスト以外にも各省庁に所属する若手の役人や、民間で政策企画分野に関わっているような方々が数多く集まっていました。

「規制はいるのか、緩和した方が良いのか」といった用意された冒頭質問では、各省庁のカラーやキャラが出ているように感じた場面もありましたが、ラフな雰囲気の中、民間の方と役人がざっくばらんに意見交換できる場を楽しませてもらいました。

こうした場に参加するとあらためて感じるのが「政治家や役人だけではない第3のプレーヤーによるルールメイキング」の必要性です。

この日もパネリストの若手官僚からは、「省庁の中における意思決定においても役人だけでなく外の人を入れて行かなければならない!」などとの話がありました。

霞ヶ関や永田町などこれまで限られた方々で、外から見えないブラックボックスのような中で行われることの多かった意思決定や政策形成のプロセスの中に、外の人、民間の人、市民感覚をと、新たな視点を入れていくことの重要性は勿論ですが、今後は、民間セクターにおいてもこうした政策形成などを意識し、政治家や官僚に陳情する、任せるというのではなく、自らも主体的にルールメイキングに参加していく必要があるのではないかと思うのです。

一方で、政策形成やルールメイキングにおいては、これまでそのほとんどを役所や政界に依存し続けてきました。

その意味では、こうしたノウハウやスキルを持った人材もまた民間には少なかったりもします。

これまで日本では、民間との人材の流動化があまり行われて来ませんでしたが、世界を見れば、例えばアメリカでは「リボルビング・ドア(回転ドア)」という言葉が使われるほど、日常的にこうした政策人材が官と民を行き来します。(※ もちろん、日米の統治機構の差異も影響していますが)

新しい時代を創って行くために、こうしたルールメイキングの世界においてもメルカリが新たな受け皿になっていければと思っていたりします。

(高橋 亮平)