メルカリではこれまでも多くの教育に関する取り組みを行ってきており、merpoliでも紹介してきたほか、教育の取り組みに関するポータルサイト「mercari education」でプログラムの提供なども行ってきました。
こうした中、この度「『mercari education』循環型社会を楽しく学べる教育プログラム」が、第16回キッズデザイン賞 優秀賞・消費者担当大臣賞を受賞しました。
キッズデザイン賞は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度で、デザインミッションに基づく3つの「部門」と、応募作品の分野に基づく5つの「カテゴリー」から構成されています。
今回メルカリでは教育関連の一連の取り組みを「『mercari education』循環型社会を楽しく学べる教育プログラム」として応募し、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 消費者育成部門」において、優秀賞 消費者担当大臣賞を受賞しました。
2022年9月28日に行われた表彰式には、経営戦略室サステナビリティチームの山下真智子が参加し、内閣府大臣政務官 尾﨑正直様から賞状をいただきました。
内閣府大臣政務官 尾﨑 正直様から賞状を受け取るメルカリ経営戦略室の山下
公表された受賞理由によると、今回の受賞にあたっては、以下の点が評価されました。
「子どもをどのような未来に送り出せるかは、産業構造が大きく様変わりする中で、自分の関わる産業の「本気度」にかかっている。ネット上のフリーマーケットが新しい経済、シェアリングエコノミーを生み出しているという観点は未来の消費者行動に大きな気づきを与えると考えられる。進化するキャッシュレス経済の意味など高度なプログラムも用意されている点も本賞にふさわしい。」
これまで取り組んできた循環型社会を楽しみながら学ぶことができるコンテンツづくりや、消費者教育の取り組みを評価いただいたことをうれしく感じるとともに、今後ますます取り組みを推進していく必要を感じました。
＜表彰式の様子はYou Tubeでご覧いただけます＞
表彰式に続いて開催されたシンポジウムにはメルカリ政策企画の齋藤良和が登壇し、課題へのアプローチや取り組みの詳細についてプレゼンテーションを行いました。
シンポジウムで取り組みについてプレゼンテーションをする政策企画 齋藤（ステージ右）
副審査委員長の赤池学氏からは以下の講評コメントをいただきました。
「以前は古くなったら捨てる、新しく斬新なものを買うという流行りがあったが、これから望まれているのは古くなったら直して着る、タンスのなかに眠っていたものをリメイク・リデザインするということ。メルカリの取り組みは消費や購入が何なのかを純粋化している。創業以来守ってきたものが何なのか純粋化すると深化の方向感が見えてくるので、会場のみなさんも自分たちのビジネスがどのような純粋な構造になっているか削って考えてみてほしい」
＜シンポジウムの様子はYou Tubeでご覧いただけます＞
キッズデザイン賞の公式サイトでは受賞者へのインタビュー動画が公開されていますので、こちらもぜひご確認ください。
これからもメルカリは、循環型社会の実現に向けた文化の醸成・教育に向け、一人ひとりのモノやお金を大切にする気持ちを育み、持続可能な社会の創り手の育成を目指していきます。
メルカリが公開しているご家庭や学校向けの授業教材や過去の実践事例についてはこちらのページ「mercari education」で公開しています。
ご関心のある方はぜひご活用ください。
（齋藤 良和）
