北海道室蘭市が2月1日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、室蘭市役所や学校施設など、室蘭市で使用してきた備品のうち再利用可能なものの販売を開始しました。
なお、自治体がまだ使える備品を「メルカリShops」上で販売することは全国で5例目であり、北海道では初の取り組みです。
この日、室蘭市役所で、青山剛 室蘭市長とともに販売開始を発表しました。
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青山 剛 室蘭市長のコメント
これまで本市では、小・中学校の統廃合や施設の廃止などにより、多くの不用品を廃棄処分してきましたが、その中には、まだ活用が可能な不用品もあり、リユースの観点からも、市民の皆様を初めとする多くの方に、これらの不用品を再活用いただければと考え、不用品の販売をすることにしました。
今回の出品物は、学校などで使われていた一輪車や楽器などで、行政で使用し役目を終えた備品などとなります。また、今後も定期的に出品を予定しているところです。
本市が率先して不用品の再利用の取り組みを進めることで、市民の皆さんのリユース意識の向上やゴミの削減、さらには循環型社会形成の促進・SDGsの達成にもつながっていくものと考えておりますので、ぜひ、多くの方に室蘭市の「メルカリShops」のご利用をお願いします。
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室蘭市では、市民が排出する一般・粗大ごみの中には再利用可能なものもあり、市民のリユース推進は大きな課題となっています。
市民のリユース促進を図るために、室蘭市自らがリユースを実施していくことにより普及啓発において重要な役割を果たすと考え、室蘭市の「メルカリShops」を開設することとしました。
第一弾として、ボールかごや楽器などの不要になったもののまだ利用できる備品を販売します。
さらに、「メルカリShops」での売上と、不要になった中古備品の処分費用の削減により、これまで以上に住民サービスを拡充していくための財源となることを目指しています。
また、先行して中古備品の販売を実施している山田町(岩手県)と瀬戸市(愛知県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)では、すでに多くの中古備品が販売され、リユースが進んでいます。
山田町
瀬戸市松原市
鎌倉市
メルカリグループでは、「メルカリShops」を活用して、室蘭市を始めとした自治体と連携することによって、地域課題の解決や、循環型社会の推進に取り組んでいきます。
(布施 健太郎)