静岡県初、三島市が「メルカリShops」での粗大ごみ等の販売を開始

静岡県三島市(以下、三島市)が、9月6日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、市民から粗大ごみ等として出されたもののうちまだ使えるものの販売を開始しました。

なお、自治体が粗大ごみ等を「メルカリShops」上で販売することは全国で7例目で、静岡県内では初の取り組みとなります。

この日、三島市役所で、豊岡 武士 三島市長とともに販売開始を発表しました。

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豊岡 武士 三島市長のコメント

このたびは、粗大ごみ等のリユース販売に関して、静岡県内の自治体では初めて連携いただけることになりました。

三島市のごみ排出量は減少傾向にはありますが、市民一人1日当たりのごみ排出量は、市民や事業者の皆様のご理解とご協力により減少傾向にあり、国・県の平均を下回っているものの、県内人口10万人以上の都市のうち「4番目」に多く、最終処分場の残余容量のひっ迫など、多くの課題を抱えており、ごみの減量が課題となっています。

市民が排出する一般・粗大ごみの中には再利用可能なものもあり、市民のリユース促進は重要であり、市民のリユース促進を図るためにも、三島市自らがリユースを実施していくことにより普及啓発において重要な役割を果たすと考え、今回の取り組みにいたりました。

フリマアプリ「メルカリ」は非常に大きな販売プラットフォームであり、ここに本市のショップを出すことは、ごみのリユースを更に推進するとともに、市民のリユース意識の醸成を図ることができると考えています。

また、リユース品の活用は、資源の節約にも繋がるため、SDGsの目標の12「つくる責任 つかう責任」にも貢献する非常に環境にやさしいアクションであります。

販売する商品は、一度不用品として清掃センターに搬入された「ごみ」ではありますが、まだまだ使えるものばかりです。

リーズナブルな商品や、ユニークな商品を多数出品するので、ぜひ市民の皆様に本市のショップをご覧いただきたいと思いますし、今後、市のHPやごみ減量トレンディ等を通じて、このサービスを広く周知し、リユースの推進によるごみの減量を図ることで、持続可能なまちづくりを更に推進していきます。

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三島市 メルカリShops

今回の三島市の販売開始により、自治体による「メルカリShops」での販売は、22自治体に広がりました。

先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)の販売実績は以下もご覧ください。

メルカリの自治体連携について詳しくはこちらもご覧ください。 

 

メルカリは、今後もこうした取り組みを通じ、「捨てる」以外の選択肢を提案するほか、捨てられたものもリユースすることで、サステナブルな行動が市民の皆さまに定着することを目指していきます。

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高橋 亮平