静岡県掛川市(以下、掛川市)と菊川市が、10月20日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、市民から粗大ごみ等として出されたもののうちまだ使えるものの販売を開始しました。
掛川市と菊川市は、粗大ごみなど一般廃棄物を掛川市・菊川市衛生施設組合で処理しているため、今回の取り組みは、この掛川市・菊川市衛生施設組合で「メルカリShops」に出店し、粗大ごみの販売を開始します。
なお、自治体等が粗大ごみ等からまだ使えるものを「メルカリShops」上で販売するのは全国で9例目で、静岡県では2例目の取り組みとなります。
この日、掛川市内にある掛川市・菊川市衛生施設組合の運営する環境資源ギャラリーで、組合の代表管理者である久保田 崇 掛川市長とともに販売開始を発表しました。
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久保田 崇 掛川市長のコメント
掛川市・菊川市衛生施設組合の「メルカリShops」出店開始報告会にお越しいただきありがとうございます。現在、粗大ごみは令和3年8月に発生したリサイクル施設の火災に伴い外部搬出をして外部処理委託を行っています。粗大ごみ等の処理量の抑制は喫緊の課題であり、対策の一つとして、今回、「メルカリShops」を活用した粗大ごみ等の販売を開始します。本取り組みを通じて、市民の皆様のリユース意識の向上を図るとともに、委託処理費用の抑制を目指します。メルカリは、国内で圧倒的知名度を誇っており、多くの方に取り組むを周知することができ、また、市民の方が実際にリユースに取り組む際の手軽さに寄与することを期待しています。市が率先してリユースに取り組むことで、ごみだと思っていたものでも必要とする人がいることを知っていただき、市民の皆様が自らごみとして捨ててしまう前にリユースに取り組んでいただくことを期待しています。なお、本事業の収入は、掛川市・菊川市から排出されるごみの処理費用にあてさせていただきます。
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今回の掛川市・菊川市衛生施設組合の販売開始で、自治体による「メルカリShops」での販売は26自治体等となりました。
先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)、三次市(広島県)、坂出市(香川県)の販売実績は以下もご覧ください。
メルカリの自治体連携について詳しくはこちらもご覧ください。
メルカリは、今後もこうした取り組みを通じ、「捨てる」以外の選択肢を提案するほか、捨てられたものもリユースすることで、サステナブルな行動が市民の皆さまに定着することを目指していきます。
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(高橋 亮平・伊藤 亮太)